アラン・メリルとレイフとイアンと ジャック・ワイルド
あのね。
少女マンガのコーナー(このHP内にそんなのあるの知らない人も 居たりして(笑))で、前に佐藤志保里さんの『とてもクレージーな秋』 って作品について、いつものごとく、あーでもないこーでもないと 語った私なんだけど。
そこに書いたアラン・メリルって人のことなんですが。
このかたね、GAROと同じ、マッシュルーム・レーベルで レコード出してたかたなんですよ。 上智大学に通ったりしてて、親日家だったんですよね。 GAROのLPレコードの帯裏を見ると、よく紹介されてたりしてたのね。
で、まぁなかなかカッコイイわけですよ。当時の写真ではね(笑)。
で、私はこの人のLPは買わなかったんだけど、 何故かそのころ、ってGAROのレコード買いあさってた頃ですけど、 この人に関する情報が、いくつか入ってきてたんですよね。
で、当然その頃はネットなんかない時代でしたので、 TVとか本とか雑誌で得た情報だったんだと思うんですけど。
でね、今になって、あの当時自分が持っていた情報を確認しようと 思ったら。 その情報がネット上に、どこにも出てこないんですね。
どんな情報かというと、「アラン・メリルは、○○の兄弟」って 情報なんですよ。
で、私はこの5〜6年で、その○○さんが誰だったか、 思い出せなくなっちゃったのです。
誰でしたっけ?????
どこ探しても出てこないんですけど(苦笑)。
勿論外国の人です。 当時、私、顔も知ってたんですよね。 というか、むしろその人のほうを先に知っていて、 アラン・メリルのほうを後で知った、ってくらいだったんですけど。
でも、顔が似てたから、すごく納得したんですよね、その当時。 「兄弟なんだ〜、ふ〜〜〜〜ん!!」なんて。
誰だったのか・・・ものすご〜〜〜〜〜〜〜く気持ち悪いです。
もしかすると、アラン・メリルのいとこ、とかそんな関係だったかも しれません。
その人も「メリル」みたいな苗字だった気がするんですよね〜。
調べてみたら、「ローラ・ニーロのいとこ」って情報発見。 ローラ・ニーロって誰よ??? その人は知らないんですけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜とほほほほ。
あ〜、あ〜〜〜、気になる気になる・・・・・!!!!!
しかもね、以前、真行寺君枝さんがね、「はなまるマーケット」で、 アラン・メリルか、その気になるもう一人のほうか、 「友達だ」って言って、どちらかの名前を出してたんですよ!
真行寺さんの元のダンナ様関係からすると、アランだったのかなぁ。
確か、そのアランの兄弟だという人は、音楽よりもモデルみたいな 仕事をしていたような気がするんですよね。 でも、アランもCMとか出てたようだし、情報がごちゃ混ぜに なってしまってるのかなー?
う〜〜〜〜〜〜、気になるよ〜〜〜〜〜〜!!!! どなたか、私の記憶違いを訂正してください。 一体、誰と誰との情報を、アラン・メリルのものと取り違えてしまって いるのか・・・。
ひとまず、この気持ち悪さは置いときまして、
アラン・メリルといえば、日本からイギリスに渡った後、 The Arrowsってグループ組んで、あっちでロック&ポップスを やってたんですけど。 1975年ごろでしょうか、イギリスの音楽番組のホストをやったりも していて、私が最近お気に入りな「Dana(ダナ)」って女性歌手も 出演することがあって、彼女を紹介するときのシーンなんかが 動画サイトで見れたりするわけです♪
で、やっぱカッコイイなぁ、なんて思うわけです。 華があるんですよねぇ。 あのこなれた司会ぶりは、やっぱり日本の芸能界(しかもナベプロ) で培われたものなんでしょうね。そんな感じがします。
長いことイギリス人かと思ってたら、アメリカ人でした(笑)。
でもイギリスの人に受け入れられる雰囲気だと思います。 顔立ちが。
私はイギリス風味の顔立ちって、結構好きなんです。 10ccの「I’m not in love」のころのエリックとか。 ベイ・シティ・ローラーズ短期間←→ロゼッタ・ストーンで活躍した イアン・ミッチェルとか(アイルランド人だったっけ?)。 イアンは、なんだかポリシーがある感じで、幼い顔立ちに似合わず しっかりしているイメージがありました。 (ま、おおかたの人が、イアンよりも、そのあとBCRに加入した パット・マッグリン(マグリン)のほうを覚えてるとは思うんですが(笑))
で、最初に書いた佐藤さんのマンガに関する私的解説の中には、 アラン・メリルと、もう一人、レイフ・ギャレットの名前を出したのです けど、この2人、全然時代が違うよね〜(^^;)、とわかってはいたけど、 伝わりやすいかな〜と思って、あえてこの2人を出してみたわけです。
でも私自身は、実はレイフ・ギャレットにはあんまり魅力を 感じなかった人間なんですよね。なんでだろ。 (ファンのかた、すみません) すっごく人気ありましたけどね、当時。’78〜80年ごろかな? 『ダンスに夢中』とか、『ニューヨーク・シティ・ナイト』とか。
『ダンスに夢中』は川崎麻世さんがカバーしてたし、 『ニューヨーク・・・』はトシちゃんのデビュー曲『哀愁でいと』ですよ。
で、改めて聴きなおしてみたんですけど、『ニューヨーク・・・』のころは ちょっと声が悪くなってないですか? もともとああいう声でしたっけ。 (『哀愁でいと』の2番の♪疲れちまう、ってとこは、原曲が日本人の 耳に入るとこう聞こえる、っていう、そのまんまを活かしたんだと 今頃気づいた私です)
ちなみに、レイフって、いまはどうしてるんだろと思ったら、 ちゃんとサイトがありました。 ホント、外国のかたというのは、変貌が激しい(苦笑)。 あのころ、アメリカから王子様が!なんて騒がれたものですが、 やはり30年も経つと、それなりですよね。 波乱万丈な人生を送ってこられてるそうですよ。
ついでにアランのサイトもクリック。 5年位前まではなかなか保たれておりました。 まぁアランももう59歳ですからね〜。
ついでに、イアン・ミッチェルのサイトもクリック(笑)。 近影分からず(笑)。サイト内の写真はどれもいい感じだけど(笑)。 でも、他のサイトで最近の写真見られました。 う〜ん、もうすぐ52歳ですか。 だとすると、どうなんだろ(笑)。でも私は嫌いじゃないですよ。 が、それにしても’76年当時のイアン、めちゃくちゃ可愛い!!! 最近の洋楽って、アメリカンアイドル&ディズニースター以外は サッパリわからないので、久しぶりに目の保養(?)に なりましたです。
アメリカンアイドルといえば、去年のシーズンだったか、 「君はレイフ・ギャレットに似てるね!」と言われた男の子が トップ20〜18くらい(かなり最初のころ)までいたんですけど、 あの子は何らかの形でデビューできたんでしょうか。 レイフよりもホントにホントに可愛かったと思うんですが。 金髪のウェーブヘアで。まさにレイフ・ギャレットの進化形。 美少年というのは、ああいう子を指すのだと思います。 ただ、声量がなくてね〜。歌はそこそこだったのですが。 歌手じゃなくて普通のアイドルとしてなら、日本でも人気が出るんじゃ ないでしょうか???
あぁ、でもアダム・ランバートが来ちゃったからなぁ。 私は優勝したクリス・アレンのほうが好きなんだけど。 クリス、若くして結婚しちゃってるところが人気を阻んだか・・・!! (でもアダムもクリスも、性格はものすごく良さそうですよね〜)
あ、ちょっと話が飛ぶんですけど、昔の海外スターの変貌、というと、 私は別にそれはそれでいいんじゃないかな?と思ってる、ということを 前提に書かせていただきますけども・・・・ ’71年の映画「ベニスに死す」という作品に出ていた、 いまだもって究極の美少年との呼び声の高い、 スウェーデンの人だったと思いますが、 ビョルン・アンドレセン、という人が浮かぶワケです。 確かこの人が15〜16歳くらいの頃に、この映画に出たんですけど、 ほとんどセリフもなく(スウェーデン語になっちゃうし(笑))、 中年男の主人公(作家だったかな?)が彼のその姿だけでたちまち とりこになってしまうという話で、内容としては、好き嫌いが別れる 物語かと思います。
でも、その美少年ぶりは日本にも噂が届き、当時の「an・an」では モデルさんとのグラビアまで特別掲載されたくらいなんだそうです。 チョコレートのCMにも出てたそうですけど、私は知りません。
で、まぁこんな具合に、彼は順調にハンサム俳優へと・・・ というわけにはいかなくて、やっぱり色々挫折しているようなん ですね。 本当の彼は、映画の中のような上品で端正でミステリアスな 少年ではなく、日本に来たときも日本料理を満面の笑顔でつつく ような、そんな普通のはじけた少年だったわけです。 しかも元々音楽専門の中学〜高校に通っていて、そちらを本格的に 志したかったとか。バンドも組んでいたそうですよ。 でもそちらも難しく、大人になってからも引きこもったりもしつつ、 で、今またスウェーデンでは俳優として頑張られているそうです。 もう50代ではないかと思います。
でも、もう当時の美少年の面影は、やはりないわけです。 ご本人も、あの映画によって、自分のイメージが決定付けられて しまい、それがキツかったようなんですね。 今だからこそ、またカメラの前に立つことが出来るようになって、 一種、吹っ切れているようです。でも長い年月かかってますよね。
いまはシットコムのドラマにも出たりしているようで、 そんな将来を、以前は想像もしていなかったんじゃないでしょうか。 ご本人も、周りも。 私は、人の軌跡と言うのは、悲喜こもごもだけれど、 一生懸命、居場所を探して、もがいて、ある日気がつくと、 収まるところへ収まるものなんだ。 そして、現在の自分と過去とを比べる必要はないけれども、 過去があったから今がある、どこかでプツンと糸は切れているかも しれないけど、でも確実にそうなんだから。 あのころ、あんなことしなければ良かった・・・と思う時期も過ぎて、 過去の何かが、いまの自分を形成し、礎にもなっている。 そう達観した人生のほうが、生まれた意味があるんじゃないか。 ビョルンさんのいまの言葉から、そんな風に感じたわけです。
あとですね、昔、「オリバー!」とか「小さな恋のメロディ」に出演して 準主役ながらものすごい存在感を示していたジャック・ワイルドという 子役(ってわけでもないんだけど、背が低めで童顔だったので、 少年役が多かったんですよね)がいまして。
私も幼い頃、TVで「オリバー!」を見て、その存在感には 本当に圧倒されました。 正直、ジャックしか印象に残ってないくらいです。 しかも彼はこの作品で、16歳にして、アカデミー賞の助演男優賞に ノミネートされたほどなんですよ。
ハンサムか?、というと好き嫌いがあるかと思うんですけど、 名前の通りの、奔放でやんちゃな、でもホントはナイーブそうな、 そんな雰囲気があって、ファンだったという人も多いと思います。
で、このジャック・ワイルドもまた、昔のスター的扱いからなかなか 大人の役者へ移行することができずに、 アルコールにおぼれてしまった時期があるんですね。 同じ映画の主役だったマーク・レスターは、まぁ普通の生活を送って、 でもまぁ最近になって「マイケル・ジャクソンの養子は僕の子だ!」 なんて、要らぬ話題を提供してしまって、ちょっと残念なんです けど(苦笑)。
つか、マーク・レスター、いまチェルトナム在住とはっっっ!!!! マジですか(苦笑)。今まで知らなかった・・・・・。 何度も行ってる土地ですよ〜。 そこのフェスティバルでライブもやったんですよ〜〜〜。 また行く機会があったら、探してみようかな(笑)。 ん〜、商店街、小さいから、すれ違ってたかもしれないなぁ。。。
※追記です。なななな何と!!ガガガガーン!! マーク・レスターによると、’07年にマイケルがマークと一緒に チェルトナムに来たってさ! んでもって「ピザハット」でピザ注文したってさ!!!! 角のでしょ?(←わかる人にしかわからないって(苦笑)) あそこは私も御用達(?)。えー??!マジですか?!?!?! でも商店街の中にあって、バスも通るという場所なのに、 バレバレじゃない?デリバリーなんかしてたのかな、あそこ。んー。 いや〜、マイケルが来たことより何よりも、やっぱりあそこのお店を マーク・レスターも使ってるのかぁ〜〜〜、という事に感無量。。。 ということは、あの小劇場も?あのスーパーも???わくわく。 はっっっ。もしや、ジャックも来たことあったりして? ・・・マークの転住時期から見て、それはないかな・・・。ガッカリ。。
あ、また話がずれた(汗)。
でね、イギリスに行くことが大好きな私は、 数年前、たまたまその辺で手に入れたフリーペーパーをパラパラ ロンドンのホテルでめくっていたら、 クリスマスのファミリー向けの小さなミュージカルの出演者の中に、 ジャックの名前を見つけちゃったのです。
信じられない思いでしたけど、行ってみましたよ、当日。 場所はどこだったかな、え〜と、ロンドンの南部ですね。 セントラルラインの南端のほうだったかな。 あ、グリニッジのほうだ。
で、小さな劇場で、早めに行って、チケット買って。 近くの喫茶店で時間を潰して、場内に。
チケットを切る係りの子がボーイッシュな素朴な女の子で、 適当に席について(一番前を陣取ったけど笑)開演を待っていたら、 その子が席の周りの掃除とかもしていて。
ちょっとお話しました。 「今日の出演者で一番有名なのって、どの人なの〜?」 「ん〜、ジャック・ワイルドかな、やっぱり」 「ジャック・ワイルド、知ってる?」 「あ〜、そうですね、名前は知られてるかな」 「どんな作品がこちらだとポピュラーなの?」 「う〜ん、『オリバー!』かなぁ。みんな子供のころに見せられるから」 「そうなんだ〜。私もジャックを見るために来てみたんだよ。 日本では’60年代後半から有名なんだよ。 私は生まれてなかったけど(^^;)、でも『オリバー!』は見たよ〜」
・・・なんてことをお話しているあいだに、開演時間に。
その劇は「シンデレラ」で、何と、意地悪な継母と義理の2人の姉の 役を、男性が演じるのです。要するに、コメディなんですよね。 で、ジャックはその義理の姉の片割れの役でした(笑)。
でもそれはフリーペーパー&パンフレットにも書かれていたし、 ついでに、「咽頭ガンになったけれど、声が出せるまでのミラクルを 起こして復帰した」とも書かれてました。
そして始まった劇。 どちらの姉がジャックか、すぐわかりました。 すっっっっっっごくうまかったです!!!演技が!!!! 群を抜いてましたね。 とても楽しそうだったし。 観客みんなを笑わせていたのは、ジャックでした。
あのジャック・ワイルドが、こんなに破天荒な役が出来るなんて、 しかも、こんな喜劇を選ぶなんて、ちょっと意外だったのですけど、 ルックスはやっぱりそれなりに50歳間近のオジサンになりつつも、 昔見た「オリバー!」の面影がかなり残っていたし、 もちろん髪はブルネット、あの特徴のある鼻先もあのまんま。 身体全体、跳んで転げて、あぁ、「オリバー!」でのジャックも、 こんな風に、全身でミュージカルをやってたんだよね。 あっちへ走って、こっちへ跳んで・・・マーク・レスター以上の 表現力&演技力だったっけ。 あの魅力的な個性は、ちゃんと残っていました。 すごく嬉しかったです。
これは見られて良かったなぁ・・・!と、熱い気持ちになりました。 出待ちしようかな?なんて思ったのですけど、 カタコトの英語だし、出演者はこのあと、裏のパブで打ち上げをやる、 と聞いたので、やめておきました(笑)。
そして、例の劇場の係りの子と笑って手を振ってバイバイ。 なんか、可愛かったなぁ、あの子。 ブルネットのショートカットで、トレーナーにジーパンで。 ちょっとポッチャリしてて。まだ16〜17歳くらいだったのかも。 ああいう素朴な子って好きです。
でも、とにかく、今のジャックの演技を生で見られて、 ホントにラッキーだったなぁ♪♪♪ウキウキ♪♪♪
・・・・なーんて思っていたら、たった数年後にガンで他界してしまって。 あぁ、再発したんだ・・・と冷静に受けとめましたけど、 やっぱりあの舞台が見られて、ホントに良かったと思いました。 (もしかすると、元気な彼の生の舞台を観た最後の日本人だったり して・・・)
最後の2年間はもう声帯も舌もガンに侵されていたそうで、 子供のころから役者の仕事をしていた人にとっては、 ホントにつらい思いをしたんじゃないでしょうか。 ただひとつの救いは、彼が、最後に素晴らしいパートナーと 生活できていたことです。 パントマイムをしてでも役者を続けていた姿勢には、本当に 頭が下がる思いだし、また、ドラッグ、アル中、ガンとの闘病で、 自分の人生を責めながら振り返りつつ、それでもやはり演技者として 生き抜いていこう、と決めた彼の純粋な魂を支えていたのは きっとそのパートナーさんの存在だったに違いない・・・。 そう思うのです。
さて、そんなジャック・ワイルドと、マーク・レスターの、 大人になってからのお宝インタビュー動画を発見しました。 ファッションは’70年代っぽいけど、’87年のクリスマス特番の トークショー。 ジャック35歳、マーク29歳のときだそうです。 2人で昔の思い出を語ってます。もっと聞きたい!って感じです。 リンク先だけ貼りますね。 http://www.youtube.com/watch?v=9Mgh9QuJqNE&feature=related
マークはトシちゃんみたい(^^;)。 でもちょっと後半、言葉が聞き取りにくいです。 (というか、司会者さんが一番早口なんですけど〜(^^;)! 「昔に自分が出演した映画、今でも見ることあるの?どうよ?」って そればっか聞いてどーする(笑)) ジャックはわかりやすい英語ですね。ロレツ回ってないようだけど、 少年時代のインタビューでもこんなです(笑)。でもちょっとホロ酔い? 登場する時の歩き方がカッコイイです。 司会のTerry Wogan氏が「小さな恋のメロディ」の話は サラ〜ッと流すあたり、やっぱり日本だけでヒットした映画だから、 しょうがないか〜って感じですかね。 また、マークがすでに引退し、一般人になっていたからか、 ジャックのほうが格上の扱いになってるように見えますね。 アメリカで人気だったジャックの看板番組「HR・・・」の話もしてます。 新年からはシットコムも、と。そうか〜やってたんだ、シットコム。 見てみたいなぁ。
それにしても、最後に出て来る「小さな恋のメロディ」の1シーン、 ジャック、いいわ〜〜〜。やっぱり私はジャックが好きです。 何この野性味は。こんな小学生、絶対いないって(笑)。 VTRを見終わったあとの姿勢も(ワタシ的に)ポイント高いです。 カッコつけたり、虚勢張ってないところが好き。
この映画はさぁ、主役はジャックと言ってもいいんじゃないかと思うん ですけど。(「オリバー!」もだけど) オーンショー=ジャックあっての「メロディ」だと思うんですけど。 (まぁ主演扱いされている感じもありますが。でも3番目に名前が 来るのがイヤ。 ・・・つか、違う違う!!向こうではそもそも、ジャック&マークの 「オリバー」コンビ再び!ってな感じで売り出したのに、日本では トレーシーの人気が出ちゃって、リバイバルされるたびに ジャックが3番目になってっちゃったんだよ〜〜〜〜〜) あの、牧師さんの代わりになるシーン!! あれがまたカッコイイんですよね〜〜〜〜〜〜〜!!! あ、思い出すだけで涙が・・・・・・・(T_T)。
(・・・って、ちょ(汗)、ちょっとちょっと、他の動画も見てみたら、 コメント欄に書き込んでるジャックのファン、10代が多い!!!! えええ〜〜〜〜〜!!!!!??? グリニッジの劇場の女の子が言ってたように、イギリスの子供は 「オリバー!」を見させられる(?)ようだから、 新しいファンも多いってこと???? 「オリバー!」見て「メロディ」見て、メロメロに、ってパターン??? でもイギリス人だけが書き込みするとは限らないですもんね。 いやはや、びっくりしました。素晴らしいことですね!)
※「ジャック・ワイルド」に関しては、次のページで詳しく取り上げました。 上記の文章のコピーのあとに続けて、新しくエッセイ書いてます。
ん〜、またまた何の結論もないお話なんですけど、 やっぱり、何年経っても、昔たくさんの人に愛された人には、 今も元気で、何かしら活躍していて、素敵な人間になっていて欲しい。 そんな気がします。
そういう意味でいうと、まだオフィシャルサイトがある アラン・メリルも、レイフ・ギャレットも、イアン・ミッチェルも、 「存在している」ってだけで、嬉しい気がしますね。 もちろん、今はこの業界にいない人でも、 全うな生き方をしていてくれればそれでいい、そんな気持ちです。
そして、ジャックのように若くして他界してしまった人でも、 彼のファンたちが、その想い出を忘れることなく、 のちの世代の人に伝えていってくれれば、彼はいつまでも 「伝説の役者」として名が残るわけで・・・伝説の中で生き続けるような 気がするんです。 かつて、「オリバー!」や「小さな恋のメロディ」で、日本人の心を わしづかみにした、ジャック・ワイルドという役者がいたってことを 誰かしらが伝えていけば、彼の53年間は、彼が思う以上に 有意義なものになると思うんですよね。 リアルタイム世代の人たちも、いずれ亡くなっていくんだし・・・・。 それなら、ぜひぜひ、たくさんのことを、人生の後輩たちに 伝えていって欲しいのです。
それにしても、最初に書いた、アラン・メリルの謎が気になる(笑)。 しかも、書いてるうちに、あれはリューベン&カンパニーの 辻野リューベンのことだったかも・・・・という気がしてきました・・・・。 リューベンには兄弟いたよねぇ。 何々?デビー辻野???ピンとこないなぁ・・・・(苦笑)。 もしかすると、昔、誰かが、アランとリューベンって兄弟だよ、と ガセネタをくれたのかもしれない・・・・・。
(written
at 2010年5月)
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