とんぼちゃんが好きだった!
70年代初期の、叙情派フォークソングをお好きな方なら、 きっとご存知、とんぼちゃん。
私は、かれこれ20年以上前でしょうか。 ハマってしまいました。 (毎回これかい(苦笑))
例のごとく、ラジオ番組で(多分NHK−FMのお昼の番組、 もしくは電波が届かない中、辛うじて聞こえたFM富士(笑)) フォーク特集をやったときに、流れてきたこの曲で、 大変衝撃を受け、一発で気に入ってしまったのでした。
その曲の名は『スクリーン』。
♪TV映画見てた 10年前のヤツさ 主人公の女の子 キミとよく似てたから すぐに オーバーラップしたよ いつしか 16の頃のボク そして キミを思い出した
過ぎ行く時を見つめて ボクも少しは大人になったよ もしも今 キミに会っても 何も気づかず通り過ぎるくらい・・・
泣けました。 何なの?この素晴らしい曲は。。。 欲しいじゃないの、これ。 どこに売ってるのよ。←オバチャンか(^^;)
当然、近所の中古LP店「えとせとらレコード」へGo!! 私はたいてい、気になる人のLPは、2枚買うことにしています。 初期と後期とで、音楽性や印象が変わってたりするでしょ?
そんなわけでこのときも、『スクリーン』が入っている『よろしくさよなら』 というLPと『もうすぐ20才・・・』という2枚を購入。 ちなみに『よろしくさよなら』が’82年リリースで、 『もうすぐ20才・・・』が’75年のリリースだったと思います。
でまぁ『よろしくさよなら』という、このLPタイトルからして、 なーんかイヤな予感・・・と思ってましたら、案の定、 ラストアルバムでした(苦笑)。 ちなみに、ラストシングルにもなった『よろしくサヨナラ』も入ってます。 ♪あいつのことも忘れずに よろしくサヨ〜ナラ〜・・・
それはさておき、まずは『もうすぐ20才・・・』から、 ちょっとBGMにでもするか、と、プレーヤーに針を落としつつ、 部屋の掃除なんか始めちゃったわけです(笑)。
あんまり期待してなかったんでしょうかね。 自分の行動が分かりません(笑)。
と・こ・ろ・がっっっっっ!!!!!!!!(←また・・・)
1曲目からして、な、な、何これ?!?!?! メチャクチャいいんじゃな〜〜〜〜い??????
どれどれ1曲目は・・・ふむふむ『白い夏の詩』ですか。
♪テ・ニ・ス・コートのボールの音が〜〜〜・・・
もう掃除機はその辺にホッポリ出して、私はプレーヤーの前に ベッタリ張り付きました。
何が良かったかって、その「声」ですよっっっ!!!!
知らない人、ぜひ、ぜひ、聴いてみてくださいっっっっ!!! 聴くならCDなんかじゃなくて、レコードがオススメです!!! もう、レコード針がビンビンしびれて、うなってますから(笑)。
こ〜んなに哀愁があって、それでいて甘さがあって、 それでいてほどよい軽さがあって、しかもイヤミじゃなく上手い!!!
誰よ〜〜?????こんな声の持ち主はぁ。 日本に、こんな声の持ち主がいようとは!!! 私は今まで、哀愁のある声で好きだった男性シンガーといえば、 岸田智史さんとギルバート・オサリバンくらいでしたので(笑)、 これはホントに衝撃でしたね。
岸田さんより線が細い感じなんですけど、なんか温かみのある声で、 なのに軽いんですよ。ちょっとクールな感じもあって。 ちょっと鼻にかかってて。
で、歌詞カードを見たら、どうやら、市川善光さんと、伊藤豊昇さん という2人組らしい。 どっちの声なの???
・・・と聴きすすめるうち、「多分、市川さんって人は自分の曲を、 伊藤さんって人は自分の曲をメインで歌ってるんじゃないかなぁ」と、 とりあえず決め付けて聴いていました(笑)。
ま、ほぼ当たっていたわけですが(笑)。
で、この『白い夏の詩』は、市川さんの歌唱だったわけです。
余談なんですけど、私はこのころ、実はNHKでフォーク系のTV番組に 携わっていたことがあるんですね。学生でしたが。
フォークマニアぶりに興味を抱いて下さったプロデューサーのかたがいまして
そのかたに紹介していただいたのが、その番組の制作でした。
で、そのときに集めた資料とか楽譜を持っていて、 その中には「とんぼちゃん」というと、『ひと足遅れの春』と 『遠い悲しみ』という2曲の楽譜が手元にあったのでした。
で、たまたま前者がこの『もうすぐ20才・・・』というLPに 収録されていました。←ちなみにこれはセカンドLPでした。 後者はその次のLP『心はぐれた日から』に収録されていました。
だからこの2曲が代表曲なのかな〜という印象があるんですけど、 ですが私は、LPの曲のほうにもいい曲があって・・・というか、 なんかどれもいいんですよね〜。
この『もうすぐ20才・・・』の中だけでも 『愛の音』『あなただけにこの愛』なんて、いやはや、ロマンチックで。 ♪きれいな鐘の音が〜どこから聞こえてくるの〜〜・・・ ♪あ〜なた〜だけに〜この愛を〜〜・・・ 『夏になれば』『君は秋風』もよかった〜。 ♪君は〜秋風〜移り気な風〜・・・
『心はぐれた日から』というLPもよかったですよ〜。 ラスト曲の『海』なんて、今でも口ずさんでますよ。 ♪う〜みに〜 海に夕陽が沈む〜・・・・・
何だか知りませんが、とんぼちゃんのLPというのは、 B面のラストに入っている曲が一番ドラマチックで、 余韻を残すんですよね。
ラストアルバムの『よろしくさよなら』のラスト曲が『振り向いた微笑み』 という曲で、これも泣けた・・・・。 遠藤さん&松尾さん・・・いい曲書くなぁ。 ♪振り向いた〜微笑みに〜気がつく〜ふたりかしら〜〜〜・・・(涙)
たしかとんぼちゃんは、デビュー当時「ラブリーフォーク」という 呼ばれ方をされていたと記憶しています。 かぐや姫が「四畳半フォーク」、グレープ・NSPが「叙情派フォーク」 と呼ばれていて、それ以前だとトワ・エ・モワ(あ、白鳥英美子さん、 お元気ですか?(笑)その節はお世話になりました(笑))とか、 森山良子さんあたりが「カレッジ・フォーク」、 五つの赤い風船とか赤い鳥が「関西フォーク」、 高田渡さんや加川良さんが「反戦フォーク」とか、 まぁいろいろな呼ばれ方をされていました。
そんな中にあって、とんぼちゃんの音楽は、確かに「ラブリー」という 言葉がまぁ当てはまるかな〜、という感じでしょうか。
でも、それがのちに、ニューミュージック路線に入っていった とんぼちゃんには、とてもよかった気がします。
オリジナルアルバムは10枚くらい出してたと思いますが (って全部持ってるけど(笑)ライブ盤も) 全体的に、初期からすでにニューミュージック風なものがあるん ですよね。
ところで、とんぼちゃんは、最初の3年間が「とんぼちゃん」で、 そのあと「TOMBO」「とんぼ」と改名してましたね。
何かの雑誌で「20歳も過ぎたし、音楽性の向上を図りたい」みたいな 発言をしていたと思います。
あれ?全然とんぼちゃんのプロフィールを書いてないじゃん。 私ったらバカだな〜〜。
とんぼちゃんは、秋田の県立能代高校のフォーク部の仲間同士が 作ったグループで、確か、のちにチューリップに加入していた 宮城伸一郎さんも同じ学年で、最初はメンバーとしていたんですよ。
で、のちにオフコースに加入した松尾一彦さんが同じ能代高校の ひとつ上の先輩で、松尾さんは同じく秋田の他の高校にいた 大間ジローさんと知り合って、この2人は「ザ・ジャネット」って グループでデビューしたんですよね。 『あの娘の胸に途中下車』っていう、オーバーオールの可愛い 4人組♪みたいなジャケット写真を覚えています(笑)。
それで、なんだか宮城さんも卒業したらそういう感じのことが したかったんだかなんだか忘れましたが、 とにかくとんぼちゃんを抜けて、そのうちに、これまたなつかしの 「がむがむ」ってグループに加入して、宮城さんはそっちで活動を することになったんですよね。 この「がむがむ」の活動が、のちにチューリップ加入へとつながった んだと思います。財津さんが関係してましたから。
で、2人組になったとんぼちゃんは、高校を卒業してからかな? 「全国フォーク音楽祭」という、あの「ふきのとう」も出場した(回は違う) コンテストで準優勝して、『貝がらの秘密』でデビューしたのでした。 コンテスト〜デビューまでが’74年のことかな? 確か、ふきのとうのほうが先にこのコンテストで賞をとってたんだ けれど、学業の関係か、デビューは後になった気がするんですよね。 違ったらすみません。 でもふきのとうがこのコンテストに出たのは間違いないです。
で、「とんぼ」って名前が、伊藤さんのニックネームが「トヨ」で、 市川さんのニックネームが「ヨンボ」で、 二人合わせて「とんぼ」なのさっ!みたいなことが、 当時の音楽雑誌には必ず書かれてました(笑)。 ホントかいな(笑)、と思ったりもするのですが。
で、そのあと『ひと足遅れの春』がスマッシュヒットして、 まぁこのころの雑誌を買うと、どれにも載ってますよ、楽譜が。
私もライブでリクエストをいただいたことがあって、 何回か歌わせていただいております(図々しいなぁ。笑)
・・・と、こんな感じのプロフィールなんですが、これって、 wikiより詳しいんじゃない?(笑)※2010年4月頭の時点で。 後追いでファンになった皆さん、参考にどうぞ(笑)。
もうひとつおぼろげな記憶を書き記しておくと、 『あずさ2号』などで有名な作詞家の竜真知子さんの 作詞家デビュー作は、とんぼちゃんの曲だったと思います。 だって、昔、雑誌で、狩人との対談でそう言ってたも〜〜〜ん(笑)。
あ、あと、もし「写真は手元にあるけれど、どっちがどっちか わかんないよ〜」という方のために(私も最初はそうだった)。 スラッとして線の細いやわらかい雰囲気のかたが市川さんで、 硬派!という表情のかたが伊藤さんです。
それにしても、能代高校って何だかすごくないですか? とんぼちゃんだのチューリップだのオフコースだのって・・・。 がんばれ、国学院高校よ!!!
で、話を戻しますと、「白い夏の詩」、この1曲目ですっかり とんぼちゃんに惚れ込んでしまって 早速次の日から買い集めましたよ〜〜〜〜、LPを。
『貝殻の秘密』『心はぐれた日から』『とんぼちゃんライブ』『道』 『TOMBO』『Memories Of Summer』『冬越え』『北景色』 『フラッシュ・バック』『よろしくさよなら』『とんぼ・ラストコンサート』
’82年に解散したあと、伊藤さんはCoCoという2人組のグループを 結成して、ポップな感じの音楽をやってましたね。 私は彼らのLPまで買いました(笑)。
先に書いたように、とんぼちゃんの曲は、どれも名曲ぞろいです。
LPの『フラッシュ・バック』『よろしくさよなら』の2枚は、 ニューミュージック路線ですね、完全に。 それも、西海岸サウンド、って感じかな?
普通、メロディアスなフォークで売ってきたグループが ニューミュージックに移ってしまった場合、多くのファンが、 後追いのファンでも、ガッカリするケースが多いと思うんですが、 とんぼちゃん、いえ、とんぼに関しては、それはない!!!!!
このラストの2枚、すごくいいです。
特に、伊藤さんの声がメチャクチャ活きてるんですよ〜〜〜。
それまで、フォーク路線だったときは、市川さんが6割、 伊藤さんが4割、と言う感じのアルバム編成(印象として)だったのが、 ニューミュージックになってからは、なぜか伊藤さんの歌い方が 変わってきて、かなりインパクトがありました。 それまで、大変失礼ながら、どこか東北の匂いの漂う歌い方だった のが、すっかり都会的になって、ジャケット写真でのルックスも かなり変わってるし、いったい何があったの?と疑いたくなるほどの 変貌振りです。 歌声もメロウな感じになって、とても心地いいです。 LPの中でのメインも多くなりましたしね。
最初に書いた『スクリーン』も、伊藤さんがメインボーカルです。 まぁもう何も言わない。 とにかく聴いてみて!!って感じです。
LP『フラッシュ・バック』のタイトル曲『フラッシュ・バック』も 伊藤さんと市川さんとで、途中でボーカルが変わるんですけど、 これまたなんとも言えず、いい!! この曲も名曲なんだよね〜〜〜。 涙、涙ですよ。 レスリー・パールという女性シンガーソングライターのカバーですけど 洋楽に日本の歌詞をつけて歌わせたら、とんぼちゃんは ピカイチじゃないですか。
『フラッシュ・バック』はアレンジが井上鑑さん。 ん〜、井上さんを見る目が変わります(笑)。 これ、シングルにもなったんですよね。もっと知られるべき!!
ラストの頃になると、松尾一彦さんとか安部恭弘さんとか、 けっこうニューミュージックのかたからの提供曲も増えてましたね。
詞のほうは、遠藤幸三さんがよかったですね。 『振り向いた微笑み』『よろしくサヨナラ』もそうでした。 (遠藤さんって、確か元はGAROのバックだったか、佐藤公彦さんの 事務所関係だったか、なんかそんな関係の人だったと思います。 う〜ん、でも同姓同名かもしれないなぁ)
アレンジもよかったなぁ。。。 『怜子』あたりはちょっと『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』みたいな 感じで(って間違いなく意識してると思うけど。でもそこがまたいい)。 でもとんぼちゃんのアレンジャーというと、吉川忠英さんと 中村弘明さんがどうしても浮かびますけどもね。私だけかな。
ラストLPのライナーノーツだったか、解散の事情について、 ニューミュージックになったことで、オーケストラの演奏に対して、 市川さんの声が無理をしすぎて壊してしまった、とありましたけど、 う〜ん、それだけは勿体なかったですね。
確かに、市川さんの声は、生ギターやピアノなど、アコースティックな 演奏となると、すごくすごく活きてくるのです。
だから、市川さんの声を楽しむなら初期〜中期で、 伊藤さんなら後期かな、みたいな(ってまたえらそうに書いてるよ)
でも、’70年代のとんぼちゃんのファンというのは、やっぱり 市川さんの線の細さに魅力を感じていた部分も大きいかも しれませんね。
初期に出したライブアルバムなんか聴くと、ホント、この2人、 歌がうまいわ〜と感心させられることしきりです。
♪ふ〜た〜りで歩い〜た〜ね〜 こんな夜更けはいつも〜いつでも〜・・・・
♪私がこんなにあなたのこ〜とを思っているのにな〜ぜ〜 あなたはどうしてそんな目で見るのそ〜んな顔するの〜・・・・
大変心地よく、市川さんの鼻から抜けた哀愁を帯びた美声が、 スピーカーから流れてゆきます。
私はこのライブ盤も気に入っています。 アルバート・ハモンドの『落葉のコンチェルト』と 『小さな頃から(え〜と、これは原題は「Woman Of The World」 だったかな)』が収録されています。
とんぼちゃんの影響で、私はアルバート・ハモンドのLPまで 買ったほどです(笑)。 余談ですけど、昨日のさんまさんの芸能人調査、みたいな特番で、 フリーアナウンサーの宮川ナントカさんって人が、特技として 『落葉の・・・』の弾き語りを披露したんだけど、それに対して 他の出演者が「分かる曲やってくださいよ!」ってブーイングしてた。 有名な曲じゃんか!!!!!と、ひとり逆ブーイングした私です。 私だって(とんぼちゃんの影響もあるけど^^;)、『落葉の・・・』と 『小さな頃から』&『Woman of・・・』はカバーしてるほどなのに〜!
そんな怒りはさておき、あと、このライブ盤では、何と市川さんの お父様が登場して、津軽三味線の演奏もしているのです(笑)。 私の母もこれを聴いたときには、喜んでおりました(笑)。
三味線もいいのですが、そこでやり取りされる市川親子の秋田弁?が なんとも言えず楽しいわけです。 語尾に「だは」とか「は」がつくんですね。 何いってるのか、東京者には何度か、いや、何十回か聞かないと わからないんですけど、すっごく面白いです。
NSPとは違う面で、東北文化を楽しめるライブ盤です。
そんな面を除いたとしても、このライブ盤は、買っておいて損はない、 中身のつまった1枚ですよ。
それにしても、市川さんの歌声というのはホントに特殊だと思います。 あまり声量がなさそうな歌い方なのに、よく聴くと、かなり 肺活量があるのか、息継ぎがあまりないんですよね(笑)。 とんぼちゃんの曲は、もう早口言葉のような世界で、 どこかでブレス入れて〜!とお願いしたくなるような、 非常に滑らかなメロディーラインのものが多くて、作曲者を見ると、 たいてい市川さんなんですよね(笑)。 ♪木枯らし〜の吹く小さな〜町の小さな〜駅で〜 あなたを〜待つ 私は〜いつか闇の〜中〜〜〜〜・・・
それに対して、伊藤さんの曲は『スクリーン』のように、 しみこんでくるようなものが多いです。 それぞれの個性はまったく違うのに、絶妙にあっていた、 素晴らしいフォークグループだったと思います。
もうホント、レコードじゃ飽き足らず、テープに録音して、 テレコを持ち歩いて(ウォークマンが壊れたので(笑))、 何千回と聴いたことか・・・・!! お風呂の中でも聴いてました(笑)。
と、こんなふうに、めちゃくちゃハマった私は、 またまた探偵のような調査をして、 市川さんとお会いしたことがあるのです〜。
そんな話はまた今度(笑)。 というか、書ききれないので、聴きたい人がいれば(^^;)。
とりあえず、お電話をいただいたときには「今まで生きてきて よかった!」と思いましたね〜。 まさか、まさか、まさか、秋田に帰られている市川さんと コンタクトが取れるなんて思ってもみませんでしたから。
今でこそ、ネットで情報が拾えますよ。 でも、かれこれ15年くらい前になるでしょうか? あの頃じゃあ・・・無理無理無理!! とんぼちゃんはとっくに解散してるし、どうにもできませんでしたしね。
そこを追跡。 すごい執念だったな、自分。って感じです。
どーしてこういうことになると、こんなにパワーが出るんだ、自分。 もっと他のことにもパワーを使ってみたらどうよ、自分。 ・・・・・って感じです(笑)。
あ、そういえば、私の疑問として、 「なんでとんぼちゃんはポプコン出身じゃないのにヤマハ系の レコード会社だったのか?」というのがあったんですが、 それをご本人に聞いてみたところ、「何でだかよくわからない」という お返事でした(笑)。そんなものなんでしょうかね。
とんぼちゃんの曲は、ライブでも、時々歌わせていただいてます♪ 中でもやっぱり『スクリーン』は大好きですね。 これが稲垣潤一さんの『月曜日にはバラを』の原曲だったというのを あとから知って、カラオケで『スクリーン』の歌詞に変えて 歌ったこともあるくらいです(笑)。
あと、個人的には『誰も知らない子守歌』というのが好きです。 これまた大好きなあまり会いに行ってしまった(※旅行記参照♪) チューインガムの松田マミさん(&りかさん)姉妹のお父様の 松田篝さんが作曲された曲で、これもライブ盤に入ってるんですが、 ライブ盤を聴いて、「これやりたい!」と思ったのでした。 これも、とんぼちゃんだと市川さんの鼻に抜けた声がピッタリ 合っているわけです。 イヤミがない歌声で、ホントに聴いてて心地いいです。 ♪ふ〜る〜い〜わらぶ〜き〜段々畑〜〜・・・
私も自分では細い声質かな、と思ってるのですけど、 市川さんみたいな、雰囲気のある声質に生まれたかったな〜と 思いますね。 そういえば、先日、私のライブを聴いてくださった方から 「スコーンと抜ける声ですね」という感想メールを頂きました。 そうですか?(笑) 『ムーンリバー』をファルセットでやったからかな? いつまでも聴いていただけるよう、まだまだ、鍛えないと いけませんね。
こんな感じで、何だかやっとこのコーナーらしいお話が書けた気が します(笑)。 ミーハーミーハー♪していてはいけませんね。 とんぼちゃんに関しては(いえ、「関しても」かな?)、 まだまだ音楽的に書きたいことがたくさんあるような気がします。 思いついたらまた書き足していこうと思います(^-^)♪
とりあえず私が主張したいのはこれ。 「とんぼちゃんは、レコードで聴こう!!!」 私もCDとか動画サイトなんかで聴いてみましたけど、 印象がやっぱり全然違いました。 絶対レコードだよっっっ!!!! あの、レコードの溝から針を震わせながら響く、市川さんの声が 最っっ高に心の琴線に触れるわけです!!! (って、これ、市川さんにも言ったっけなぁ(笑))
(written at 2010年4月)
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