憧れのマミさんに会いに行っちゃったぞ〜!!!の巻その5 〜マミさんのライブにて・・・だんだんミーハーモードに(笑)〜
つづき。
そんなわけで、とっても華奢で、まるで少年のような素敵なマミさんに ようやくお会いできた私です。
マミさんは肩下くらいまでの少しレイヤーを入れたボブカットで、 サラサラヘアでした(←こんなとこまでチェックするなっつーの(笑))。
そしてとってもナチュラルなのです!!
それもあってか、すっごくお若いのです!!! お肌ツルツルです!!! うらやましい・・・・・・・・・。
そのルックスどおり、性格もとっても気さくで、お電話でお話したときには、 「きゃ〜、実際お会いしたら、一体どんな態度で接してくださるのかしら。 キバったお姉さまかしら・・・・どうなのかしら・・・・・」と、 実は意外にも小心者で人見知りの私はちょっぴり不安だったのですが、 とてもフレンドリーで、何かと仕切ってくださる、とっても頼りになる、 なのに穏やかで優しい、さわやかで素敵な女性なのでした。 やっぱり外国でちゃんと自立なさっている方は違いますね!
わたし的には、アメリカに在住している日本女性って、なぜかつっけんどん というか、プライドが高いというか、他人のことはどうでもいいというか、 そういう人ばかりに出会ってきていたのですが、 マミさんはそんなタイプの人ではなくて、本当にホッとしました。 って話をあとでマミさんにしたら「あたし、そういう風になりたくないから〜」 とおっしゃってて、うんうんホントホント!!!!!と、 嬉しく心の中でうなずく私なのでした。
話がそれてしまいましたが、お会いしたあとで、マミさんはお店の オーナー夫人を紹介してくださったり、お店のほうへ上がって、 店内を軽く案内してくださいました。
そのお店は、ギターにこだわってる!!という感じで、リーズナブルだし、 私も一個買っちゃおうかしら、なんて思ってしまったほどです(笑)。 ワイン色のエレアコにもなるヤツ・・・まだあるかなぁ(笑)。 弾きやすそうだったなぁ、あれ。。。
レコードとか楽譜も置いてありました。
何人か、ギター教室に来たという若い学生さんもやってきて、 この町髄一の活気のある音楽ショップなんだなぁ、なんて思いました。
さてさて、そんなことをしているあいだにライブの時間に。
最初は、マミさんのライブ・・・きゃーーーーーっっっっ!!!。 で、その後、オープンステージ、という構成。・・・でしたよね?(汗) かなり緊張してたので記憶が飛んでます、すみません。 オープンステージは、要するに、第2部?というか、 とにかくマミさんの後の、ちょっとしたアマチュアの時間・・・みたいなのが あったんですね。 これに私も出演させていただけたわけです。
ライブが始まる前に、マミさんがジュースを持ってきてくださったりして、 いやいやそんな・・・・と思いつつ、しっかりいただいてしまいました(謝)。
で、話は前後してしまうんですけど、まずはこのオープンステージの話から させていただきますね。 何故かっつーと、マミさんのライブの話は、あとあとで盛り上がりたいから なのさっっっ♪♪♪
しかしまぁ、このオープンステージというのもすごく面白くて、 私が今まで見たことがなかったようなイベントだったのですよ。
13〜15人くらい出演予定だったと思います。 応募は先着順、みたいな感じのようです。 この日はいつもより多く集まってしまったとおっしゃってました。
小雪の降る中を・・・・いつもより多い?・・・・・・。 皆さんすごい意気込みなのね〜どんなステージなんだろ・・・、と思いつつ。
が、いざ見てみたら、これは楽しいっっっ!!! 雪にも寒さにも負けず、参加したい人が多いのも納得です!
何しろ、老若男女問わず、来ているのです。 で、まさかこの人はプレイヤーじゃないよね?なんて思うような人まで、 れっきとしたプレイヤーなのです。
それも、ジャンルは色々!! カントリー&ブルースをマイペースでシブくこなすオジサマあり、 民族楽器だけをこなす初老の男性あり、 友達と間違えながらも照れ笑いで明るくロックしている男子高校生あり。
しかも、音楽だけじゃないんですよ〜〜。 朗読をなさった中年の女性がいて、これにはびっくりしました。 それも、すごく楽しそうなんですよ。 ヒアリングがニガテな私でも、あったかい気持ちで時間を過ごしました。
高校生らしき男の子は「何曲やっていいの?」とマミさんにステージ上から 聞いていて、「今日は人が多いから2曲まで!」なんてマミさんも 答えてました。(※とうぜん英語です) そんなやり取りがまた、マミさんをみんながリスペクトしていて、
すっかりマミさんに従っている・・・
マミさんはれっきとしたアメリカ人アーティストなんだなあ〜〜〜・・・と、
(勝手に)誇らしくさえ思う私なのでした。
みんな、とっても朗らかだし、明るくて、ホントに老若男女を問わずに、 誰もがちゃんと他の人のPlayを聴いている姿は、ほほえましさを超えて、 感動すらありました。 こういう場、こういうシーンって、いま日本にあるでしょうか? 絶対ないですよ。
なんかですね〜、詳しくこのイベントの趣旨を聞いたわけではないので 想像になってしまうんですけど、 このオープンステージだけで1時間半とか超えてしまうんですが、 それでも雪の中を、わさわさと夜に集まってくるというのは、 きっと、みんな、月に1度?(もっと他の日にもやってるのかも)の 大切なお楽しみなんだろうな〜〜〜、と思ったわけです。 だって、本当に楽しそうだし、実際、楽しいんですよ。 お酒でグダグダになる人もいないし、とっても健全です。 すっごく居心地のいい空間でした。
高校生の男の子は、女の子の友達も何人か来て応援していて、 真っ赤になって照れ笑いしながら演奏していて、
何だかまるで学園祭の素朴な一場面みたいで、 あぁ、翌日この子たち、学校でこの話で盛り上がるのかな〜、なんて思ったし、 年配の男性や女性は、終わったらお互いに笑顔で感想を言い合ったり しているんです。 老若男女、それぞれに魅力があるんです。みんなわかりあってるの。 こんな場、いまの日本には絶対ないでしょうね。
私も出演させていただいたんですけど、2曲の予定が、 マミさんとオーナー夫人さまが「もう1曲やって!」とおっしゃって くださって、ステージ上では2曲分しか楽譜を用意していなかったので、 あわててしまいました。 『竹田の子守歌』と『涙そうそう』を歌わせていただきました。 もう1曲は何だったかな? 『見上げてごらん夜の星を』か『耳をすましてごらん』か『蘇州夜曲』の どれかです(笑)。
とにかく英語で曲紹介するのが緊張緊張!で、まぁほとんど通じてなかったで しょうね(苦笑)。 マミさんについて、「日本でもまだ沢山のファンがいて、若くしてデビュー なさった、本当に素晴らしいアーティストです!私も尊敬してやみません!!」 などと拙い英語で語ったら、 「Thanks!」とマミさんがお返事してくださいました(笑)。
終わってから席に戻ったら、私の前に演奏されたOld Manが 「アンタ、最高だったよ!!すごかったよ!!なんていい声なんだ」と 小声でおっしゃってくれて、とっても嬉しかったです。
そうして1時間半〜2時間にわたるオープンステージが終わったのでした。
ではでは、この前に行なわれました、マミさんのライブのお話に参ります。
きゃーーーーー、いよいよマミさんのライブ!!
いやいや〜、とっっっっっっっっってもかっこよかったですっっっっっ!!! 全部英語の曲でしたが、今風なジャジーな曲とか、メロウな曲とか、 ブルージィーな曲もあって、どれもこれも素敵でした。 激しい曲ではないのに、内に秘めた情熱を感じる曲ばかりでした。 (全部マミさんのオリジナル曲だと思うんですけど、違ったらすみません)
曲の雰囲気はもちろん、私が一番興味があったのが、お声です。 みんなもそうでしょ?(←誰に話しかけてるのやら)
幼いころのお声はもちろん、大人になってからの歌声も、 ネットで聴いて知ってはいたのですが、私としては、 あのお声はどんな風に出すのかしら?生で聴くとどんな感じなのかしら? ということにとっても興味があったので、 もうそこに重点を置いて、耳をダンボにさせて聴き入りました。
そしてそして・・・・・・・・・・ マミさんのお声は、ちゃーんと昔の面影がありました!!! (あ、ルックスももちろん面影ありですよ〜)
もう私は一瞬で感動して、ひとりニタニタしていたのでした(気持ち悪〜)。
「忘れていたニックネーム」とか「よりそってめらんこりい」などの頃の お声に近いでしょうか・・・それよりさらに女性らしい感じかも。
高からず、低からず、まっすぐに通る声。 音の最後には、落ち着いた幅の広いビブラート・・・・。
深みが増していて、でも透き通っていて・・・。 私の中では一枚オブラートをかけたようなお声だという認識があるんです けど、やっぱりそんな感じの、水晶のような、心地いい歌声でした。 高音部分なんて、とっても気持ちよかったですよ〜。 声質のトーンは、もしかすると私より高めかもしれません。 私は洋楽に詳しくないので、この人に似てる!というのが言えないんです けど(いえむしろ、誰かに似てないほうがいいですよね)、 少なくとも、アメリカン・アイドルなどで聴く、最近の洋楽の、 フェイクを多く入れた、細かいビブラートばりばりのアーティストとは まったく違う声質でした。 とっても穏やかに耳に届いてくるお声で、マイナー調の曲を歌っていても、 深みがありながら、温かく、優しさがある・・・そんな感じのお声でした。
しかも完璧な音程。 これ以上、何を望んだらいいのでしょうか。
やっぱり、ずーーーっと続けていることって、大切ですね。
マミさんが今も音楽を続けてくださっているのは本当に嬉しい。 こんな素敵なお声を、こんなに存分に発揮していただけるのですから。 それとも、マミさんは特別なノドをお持ちなのかもしれません。
あぁ、もっと私にヒアリング力があったなら・・・・ 完全に歌詞の世界も理解できていたら、最高なんですけどねぇ。 でも観客の皆さん、「最高最高!!」と声高らかに叫んでいたので、 きっと歌詞もものすごく意味深いものばかりだったんだと思います。
私はそのぶん、お声とギターはよく聴いてまいりました。
マミさん、ギターも、とっても上手なんです!! 恐れ入りました。歌にギターに作曲にと、素晴らしい才能です〜。
いま、フロントポーチミュージックでアーティストとして以外に、 ギターの先生もやられているとのことで(作曲もかな?)、 そりゃあこれだけうまかったら、教えられる〜〜、というか、むしろ 私も弟子入りしたいっっっ!!!!! と、先ほどライブの前に教室にやってきた高校生の女の子達を思い出しては 「くぅう〜〜〜!いいなぁ〜〜〜〜〜!」とうらやましく思いました(笑)。
しまいには、マミさんの手つきが見たくて、顔をあっちこっち動かし、 後ろの席の人には本当にご迷惑をおかけしたと思う私ですm(__)m。
たった1本のギターで、あそこまでできるんですねぇ。。。 プロフェッショナルってすごいです。
もうですね、格が違う、という感じでした。 オーナー夫人もマミさんのPlayに、ホントにご満悦の表情でしたし。
そうそう、ライブの途中、英語で 「今日は日本からカリフォルニア経由でここまでやってきた、
本当にCrazyなGirlがきてるのよ」
と、おそらく私のことを言ってくださいました(照笑)。 「Crazyだわ、ホントに」と、繰り返される私は、ほめ言葉として喜んで しまったのでした(笑)。 ホントはマミさん、マジに呆れてたりして?(汗) ありえるありえる・・・・・・・。。。。
で、でも私のほうはですね、ホントにきてよかった〜〜〜♪♪♪と、 心ゆくまで今回のインディアナでの旅を楽しみ、 初めてアメリカのライブハウスで歌わせていただくという、 素晴らしい経験もさせていただき、もうわが人生に悔いなし、という、 石原裕次郎さんの歌のような気持ち(笑)で、胸いっぱいなのでした。
しかも、「Crazy Girl」の話のあとには、なんとなんと!!!! 『かたくりの花』を日本語で歌ってくださったのですよっっっ!!!! こんなサービスをしてくださるなんて!!予想外の展開っっ!!! もう〜、鳥肌ですっっっ!!!!
ほかが全曲英語の中、観客の皆さん、日本語のこの曲にも大拍手でした。 やっぱりマミさんの子供時代の日本での曲というのも、 観客の皆さんにとっては貴重だったんじゃないでしょうか。
大人っぽくなっている『かたくりの花』。 でもちゃんと面影の残っている声で、感激しました・・・!! 演奏も本格的ですしね。私がやっているのとはえらい違い(^^;;)。恥っ。。。
私は聴きながら、もうひとつのパートを思わず口ずさんでおりました。 こんな幸せ、あぁ、飛行機&電車に揺られて、エッチラホッチラと やってきてよかった・・・!!(笑)
かくして、マミさんのライブを大いに堪能させていただいた私。
ライブ終了後、オープンステージの出演者でもあり、観客でもあった方々が 私のところにもきてくださって、 「すごく素敵な声ね〜」「びっくりしたわ〜」「天使の声みたい」とほめて くださって、それも感激で涙が出そうでした。 やっぱりなんだかんだいっても、アメリカ人のかたに歌声を聴いてもらって 何かしらほめていただけるというのは、そうそうない経験ですから、 感激もひとしおです。
しかも、その方達は、私の服装までほめてくださいました(笑)。 ちょうど2006年はですね、その前の年から日本では「ビクトリアン調」の ファッションが流行っていたのですね。 それで私もそんなワンピースなどを着てライブに行かせていただいたので すが、ある中年の女性が「ファッションもいいわぁ。ビクトリアンなのね」と おっしゃったのにはビックリしました。 まさかアメリカでもビクトリアンが流行っているわけもなく・・・。 「いやこれ、日本だけでいま勝手に流行ってるだけの、ホントに流行に 乗っちゃいました的な、あのそんな、素敵とか言われるようなものでは・・・」 と、できれば英語でサクサクと言いたかったのですが、実際は 「あああ、よくビクトリアン調の服なんてご存知で。さすがですぅ」というのが やっとでした(しかも日本語混じりで。くぅー、情けない・・・・)。
さてさて、ライブが終了したからといって、マミさんを逃がしては いけません(爆)。
なんて、実際はオタオタしていた私を、マミさんがB&Bまで送ってくださる ことに!! ええええーーーーーーーーー!!!!!!! いいのかしらそんなっっっっっっ!?!?!?!?!?!? 私ですよ????? もう10時過ぎですよ??? マミさん、おうちに帰らないと!!!!!!!!!
でも嬉しい(←ちゃっかり者(笑))。
えーーーーと・・・・・・・・・
結局、お言葉に甘えちゃいました。
つづく。
|