憧れのマミさんに会いに行っちゃったぞ〜!!!の巻その2 〜シカゴ・オヘア空港に到着〜
つづき。
そんなわけで、なんとマミさんの温情で、 インディアナはバルパライソのライブハウスで、オープンステージなるものに 出演できることになったのでした!
時は3月半ば。 ハッキリ言って、北米はまだ寒かったのでした。 最初に滞在していたカリフォルニアですら、そんなに暖かくは無かったの でした(笑)。 渡米前、現地カリフォルニアの日本人のかたは 「日本の3月って寒いけど、こっちじゃもう上着は要らないくらいで、 サングラス必須だし、4月には海に泳ぎに行くし・・・」なんて 言っていたのですが、そんな話は大ウソでした。 ホームステイをしたアメリカ人のご家庭でも、外から帰ってくるたび、 しょっちゅう奥様が「フリージング!」と叫んでいましたしね(笑)。 渡米前情報を信じ込み、春物コートしか持って行かなかった私は、 かなり寒い思いをしたのでした。
カリフォルニアですらそんな感じですから、シカゴのほうに行くとなると、 「この季節に行くなんて、凍えに行くようなものよ」と、 カリフォルニア在住の皆様からはそれはご心配いただきました。
しかし、行かねば・・・・・!!!
極寒の覚悟を持って、シカゴ・オヘア空港を目指して、アメリカ国内線の雄・ サウスウエスト航空に乗り込む私。
※余談ですが、今回の旅で、すっかり「サウスウエスト航空」の 準スペシャリストくらいにはなったと自負する私。 なんたって短期間に3回も往復の個人手配&乗降したのです。 日本人がアメリカの国内線を自分ひとりで手配して利用する機会というのは そう無いと思いますので、 サウスウエスト航空だけですが、個人手配をやってみたい!というかたは、 ご質問くださいませ(笑)。
それはさておき、約4時間半後、カリフォルニアからシカゴに到着。 時差が2時間あるようで、カリフォルニアでは午後3時のはずが、 シカゴはすでに5時。夕方です。 オヘア空港というのはとても便利で、着いたら下の階のバゲージクレームに 行くと、すぐに小さなモニター画面が2台吊り下げてあって、 そこに自分が乗ってきた飛行機の荷物がどこのコンベアーから出るか、 情報がモニター表示されます。 が、なかなかその情報表示が出ません(笑)。 なぜなら国内線がたくさん乗り込む空港だからでしょう。たぶん。
今回、私はなんと生ギターをハードケースではなく、ソフトケースで持っていく という暴挙に出たのですが、そうしたものはサイズ外なので、 オーバーサイズの荷物専用のコンベアーから出てきます。 もしくは、係りの人がいつの間にか出していて、フロアの端っこのほうに 悲しく積まれてます(笑)。 それを自分で見つけに行くわけです。
待つこと数十分、ようやくバゲージクレームに荷物が運ばれ、 自分の荷物をすべて受け取り、 悲しく積まれたオーバーサイズ荷物の中(笑)からギターを発見し、 よっこらしょっと背中にしょって、 夕闇迫るオヘア空港から、今度はループラインのオレンジライン(と呼ばれる 電車。電車を色別で呼んでいるのです。ロンドンみたい^^;)に乗るべく、 トレイン乗り場を探すのでした。
オレンジラインはバゲージクレームのフロアから3階まであがって、 (確か3階が実質的にはファーストフロアになってたと思うのですが、) そこからインフォメーションボードを頼りに左方向に行きます。 左の端の端まで行くと、やっとオレンジラインに行く矢印を発見します。 そこから駐車場みたいなところを抜けて、ずーーっと歩いて行くと、 ようやく乗り場に到着なのです。 空港はダウンタウン(市街地)から離れているので、ここから20分くらい このオレンジラインに乗っていくわけです。(ホントにロンドンみたい(笑)) 私が目指したのはダウンタウンにある「Randolph
St」という駅です。 シカゴのダウンタウンまで行く電車はループ状になっていて、 オレンジラインに関して言えば、空港から出発して、ダウンタウンの駅を ループ状にいくつか停まったら、また同じ駅をいくつか通って 空港に帰ってくるわけです。 なんだか説明がうまく出来ませんねぇ。 詳しくはシカゴの交通サイトでどうぞ(笑)。
なにやら運賃も初乗り2ドルに上がったそうなのですが、券売機ってば 以前の「1.75ドル」が残っていて、買えてしまうので、 それで無理やり乗り込んでしまいました。 あとから2ドルなのを知ったのですが、どうりで自動改札の通過棒が 開かないと思った(爆)。 無理やり開けて入っちゃったよ〜。
で、目的の「Randolph
St」に着いたら、駅を出て、少し歩いて、今度は 「South Shore
Line(サウスショアー線)」の乗り場に行きたいのでした。 このサウスショアー線に1時間半も揺られれば、 いよいよマミさんのいる、インディアナ州なのです!
この時点で夜7時近い時間になってました。 が、私は7時過ぎ出発予定の電車に乗りたいのでした。 ま、まずいっっ!急がなければ・・・・!!!
このサウスショアー線はなにやら1時間半〜2時間に1本しか出ていないと いう、すばらしく都会人思いの電車らしく(苦笑)、 一本乗り過ごすと、とんでもない時間になってしまうのです。 まさに、人生やり直しがきかないことを思い知らされそうな電車です。
んでもって、Randolph
Stからミシガン湖のほうに向かって出ていきましたが、 肝心なサウスショアー線乗り場が見つからないのです。 やっぱり目が悪いのはいけません(私は視力0.1以下。メガネなし笑)。 メガネかコンタクトは、アメリカでは必要ですね。
やむなくその辺を歩いていた優しそうな子連れのファミリーに たずねてみたところ、 「残念無念。僕らは今日テキサスから来た旅行者なんだよ」 とあっけなく玉砕。 そういわれれば奥様のほうはテキサスっぽかったです(?)。
おやおや〜(汗)と思っていたら、それを見ていたキャリアウーマン風な、 バーブラ・ストライサンド風な(古っ。笑)女性が 「何をお探し?」などと言ってきてくれたので、サウスショアーの名前を 出して道を尋ねたら、やっぱりポカーン?な感じなので、 そーいえばサウスショアー線は、メトラとかいう路線と同じ駅中にあるって 書いてあったなぁ、と思い出してそう告げると、 今度は理解して、親切に教えてくださいましたとさ。
ホント、サウスショアー線って、マイナーなのかもしれませんね。 電車マニアなかたにはうってつけかもしれません。
その証拠に、切符売り場もなぜかすぐには見つけられませんでした。 何においても「メトラ」が前に出すぎていて、サウスショアー線は端っこに 追いやられているようです(笑)。
つづく。
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