憧れのマミさんに会いに行っちゃったぞ〜!!!の巻その4 〜マミさんのいるバルパライソへ〜
興奮のつづき(笑)。
「いらっしゃあぁ〜〜〜〜い♪」
明るく、しかも何気なく(笑)、当然のように返答してくださったマミさん。 落ち着いたかたです。 こんな声なんだ〜、なんかカッコイイ〜〜、と思いつつ。。。
「あのっ、あのっ、来たんですけどっ!!!」
やはり結局こんな風に興奮のドツボになってしまった私です(笑)。
そんな私にマミさんは「明日、オープンステージあるよ〜。出る?」
「えええええっっっっ?!?!?!ホントにいいんですかっっっ???」
「何人か出るんだけど、何番目くらいがい〜い?」 「い、いつでもっっっ!!!!緊張しない時間で(って何だよそれは(笑))」
「じゃあ、3人目くらいに入れとくね〜」 「はははは、はいっっっ!そんな感じで」
そして「まだお店にいるから、来れたら来ていいよ〜」というので、 早速タクシーを呼んでもらって、行ってみたのでした。 (これがタクシーがなかなか来なくてさぁ〜〜〜、アメリカってばもう(^^;) 結局40分くらい待ちました)
そして、なんやかやと1時間くらい経ってしまってからマミさんのいる 楽器店&スタジオ「フロントポーチミュージック」に到着したのでした。
もちろん、もうマミさんはいませんでした(苦笑)。
お店にはとってもナチュラルでかわいらしい店員さんがいて、 私のことは聞いて知っている、と言っていました(当たり前だけど英語です)。
とりあえず記念に、ギターピックなんか買ってみました(笑)。
それからバルパライソの町をウロウロ探索・・・。 私はこういう気ままに歩くのが大好きなのです。 ここには大学があるらしく、きちんとした町になっています。 住宅街でもあるし、商店街もきちんとしてるし、バルパライソは 思っていたような田舎町では全然ありませんでした。
途中、小さな商店(ファーマシーというか、いわゆるドラッグストアの薬局じゃ ないんですよね〜。でもそんな看板が掲げられてるんですわ。 昔の日本で言う、駄菓子とか、ジュースとか雑誌とか新聞とか雑貨とか 売っている、商店?小さなコンビニ?いつも訳するのに悩む(-_-;;;))で、 うさぎのハガキなんかも買いました。 時期的に、もうすぐイースターだったんですよね。
小さなラジオ局みたいなところや、大きなおもちゃ屋さんなどなど、 いろいろありましたね〜。 裏道に入ってみると、ちょっと昔の昭和の日本、といったたたずまいも 感じたりして。「サザエさん」みたいな。懐かしい感じがしました。 住み心地よさそうな町だなぁ〜、と思いました。 フロントポーチミュージックの近くの広場では、野生のリスが沢山いました。 あんなにたくさんのリスを見たことがなかったので、感動しました(笑)。
さてさて、そんな風にバルパライソを堪能したあと、再びフロントポーチ ミュージックに戻って、タクシーを呼んでいただきました(汗)。 そして、帰宅したのであります。 (あれ?食事はどうしたんだろ???バルパライソでは何も 買わなかったような・・・あれ?どこかで食べたのかな? ヤバ〜イ、記憶が(大汗)。 翌日の昼食は、B&Bのすぐ近くにあるピザハットで、調子に乗って いろいろ注文したら、すごい量で、当然食べきれず、お持ち帰りに してもらい、その後2日間はそればかり食べてましたが(笑))
で、またまたB&Bでのお姫様のような部屋でくつろぐ私・・・。 風邪はひいてるけど(笑)。 「いやいや、いいですなぁ〜〜〜♪」などと、まるで高級温泉宿にきた 社長さんのような気持ちで、独り言を繰り返すのでした。
(余談ですけど、いまディズニーチャンネルでやっている「スイート・ライフ」 という、スプラウズ兄弟という双子の男の子のドラマがあるんですが、 これがB&BのTVで何回も放送されていて、ロンドン役のブレンダ・ソングの 声がめちゃくちゃハスキーだったのですが、アジア系の子が使われるなんて 珍しいな〜〜〜と思って、何回も見てしまいました(笑)。 ちなみに、日本に帰国後、CSで、何度となく、何シーズンにかかわらず、 このドラマがやっているのですけど、ロンドン役の吹き替えの声だけは いまだに違和感がありありです。面白いですけどね。 あ、あと、向こうのTVでは「クイズミリオネア」が30分枠で毎日かかって ました(笑)。司会者は女性でしたよ)
しかし、そんなふうにくつろぎながらも、よくよく考えてみると、 明日はマミさんにお会いできるだけじゃなくて、 歌も歌わせてもらえるんだ!! ・・・・と、ちょっと焦って静かに練習してみたり。
翌朝、大きい声で練習しなくちゃね、と、グレィ・グース・インのすぐ外にある 小さな湖(ここにガチョウというか鴨?が群れるから「グレィ・グース」と 名がついているのです)の湖畔で、ギターと歌の練習をしてみたり。
外は小雪が舞っています・・・。長くはやれそうにありません。
声は出るのですけど、ノドが痛くて痛くて・・・・。 風邪薬をこれでもか!!!と言うくらい飲んだのですけど、 イマイチ治らず・・・。 気合だけで小一時間練習&その後、B&B付近の町を散策するという、 変なひと時を過ごしました。 それにしても寒かったなぁ。。。
散策をしていたら、途中に教会があって、これが近代的で横に広い、 大きい建物なのです。 ヒマなのでそこに入って、礼拝堂で壁に彫られたキリストの一生を描いた絵を 読みすすめながら「な〜るほどね〜〜〜」とつぶやいてみたり、 「ここはどうなってんのかな?」なんてテーブルを開けて聖書を開いてみたり、 聖歌集を開いてみるものの、チンプンカンプン(笑)。
まぁそんな風にいろんなことをひとりぼっちで教会内でしながら、ふと見ると、 知らぬ間にイスに牧師さんが座っててビックリ仰天! 「Hello〜」なんていわれて、とりあえずお返事してあわてて出ました。 明日の夜にミサがあるみたいで、参加しようかな、なんて思ってしまいました。 (が、夜はさらに寒くてミサどころじゃないのでした(苦笑))
そしてその夜、いよいよなのです。 マミさんにライブが始まる時間を聞いて、それに合わせてタクシーを Tomさんに呼んでもらい・・・・。 案の定、タクシーなかなか来ず(苦笑)。 前日以上にくるのが遅くて、もう〜、かなり焦りました。
それでもなんとかフロントポーチミュージックに到着。 夜の6時半ごろでしょうか。 この日、昼間から小雪が降っていて、とっても寒かったのでした。 しかし私には、もはや気温すら感じられず。 ギターのソフトケースをしょって、よっこらしょ。
前日にいた店員の女の子が私のことを覚えていて、 マミさんを呼んでくれました。
が、マミさんは地下のスタジオ(ライブステージ)にいるとのこと。 いったん外へ出て、裏に回ると、地下への入り口が。
こわごわ・・・しかし、ここまで来たからには会うのよっ会うのよっっ!! と、強く言い聞かせながら、階段を降りて、スタジオに入ると・・・・。
あ?あああああああ、あの人はっっっ???? あの、イスに座ってる人、だ、誰っっっっ????? マミさん?????えっ、えっ???ああああっっっっ!!!! マミさんだぁああああああああっっっっっっ!!!!!!! 目・の・ま・え・に・ぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
「あ〜〜〜、は・じ・め・ま・し・て〜〜〜♪ わざわざ日本からお疲れさま〜」
ひょうひょうと話しかけてくれるマミさん。
第一印象・・・・。
なんて華奢なのぉ〜〜〜〜〜!!!! ほっそ〜〜〜〜い!!!!!! 顔ちっちゃ〜〜〜〜〜い!!!!!
チャコールグレーのトップスに、ブラックジーンズという、シンプルな アメリカ人らしい出で立ちのマミさん。
身長は、私より小さかったと思います(私158〜9センチ)。 背が高そうなイメージを勝手に持っていたので、驚きました。
とにかくすっごく華奢で、私は自分が恥ずかしくなってしまいました(笑)。
つづく。
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