尾藤イサオさんの不思議
尾藤イサオさんって、不思議な感じしないですか? 何が不思議かというと、全然年取らないイメージなのですよ。
去年の秋にスカパーに加入してから、すっかりスカパーライフ、 それも、TBSチャンネルを喜んで見まくっている私なのですが、 そろそろTBSから感謝状が届いてもいいんじゃなかろーか、 くらいの勢いもあるくらいなのですが(笑)、 まあそんな脱線話はいいとしまして、 つまりは張り切ってTBSの懐かしドラマを見ている私なのです。
そんな中、「高原へいらっしゃい」と言うのが先日始まりました。 これは山田太一さんの傑作ドラマで、 もう30年近く前の作品じゃないかと思います。
去年の夏ごろでしたか、地上波のほうでも再放送していて、 恥ずかしながら私ははじめて見たドラマで、 それも5回目くらいからやっとちゃんと見始めて、 見るほどに田宮二郎さんのドギツイ演技の世界に ズルズル引きずり込まれていってしまいました。
もちろん今回のスカパーでは、第1回目から見ております♪
このドラマに、尾藤イサオさんがドラマの舞台の八ヶ岳に住む ホテルの雑役係りとして出演しています。 ホテルと言うと聞こえはいいのですが、辺鄙なところにある ボロホテルですから、まぁ使いっ走りのような感じです。
で、見ていると、おそらく尾藤さんの役・七郎青年は、 20歳そこそこに見えるわけです。
しかし、尾藤さんはたぶんこの当時、実際にはすでに 30歳前後だったのではないかと思うわけです。
しかもおそろしいことに、このドラマで副支配人(自称)をつとめる 前田吟さんよりも、実際には生まれたのが早いというのが 事実なのです!
はっきり言いまして、前田吟さんのほうがはるかに上に見えます、 ドラマどおりに(汗)。
いえ、前田吟さんだって、今の「渡る世間」などを見ますと 全然変わんないなぁと思うのですが・・・・・ 「トラさん」シリーズから一向に変わってないというオバケ役者さん だと思うのですが。
それでも、「高原へいらっしゃい」では年相応なのです。
そこに持ってきて、尾藤イサオさんの存在は、 なんか不思議と言いますか、コワイといいますか、 なにやら考えさせられるものがあるわけです(大げさ)。
そう思っていたら、先日、私の知り合いの50代のかたも、 「尾藤イサオはオバケだ。自分の知り合いもみんな言っている」 と言ったのです。
うほほ。 尾藤イサオさんの歌手時代のリアルタイマーでもある 50代の人が言うんだから、間違いない!
尾藤さんは、オバケなんですね!!そーなんですねっっっ!!! そーゆーことでいいでしょうか。
・・・いやそんなことよりも。 ああいう年のとり方をするにはどーしたらいいのでしょうか。 ってことを考えたいわけです、私は。
先日もBSの「青春のポップス」で、ミッキー・カーチスさんや 高橋うっかり八兵衛さんなどと一緒に出ていたのですが、 やっぱり一人、ノリノリのロッカーなのです、尾藤さんは。
プレスリーのように朗々と歌うその姿を見て、 母と二人、「普段からトレーニングは何かやっているんだろうか」 「やっぱり若さをキープする秘訣をこーゆー人は知っているん だろうか」・・・・と、そんな話に花が咲いてしまいました。 歌そっちのけです。
まぁ母との間で出た結論としましては、 ひとまず、髪の毛の黒さは大事・・・・ということですね。
あーでもないこーでもないと言いあった挙句、 こんな結論しか出ない、頭の弱い親子なのでした。とほほ。。。
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