イギリスにいこう♪ その1 留学ガイド?
いきなりですが、私はイギリスが大好きです。 第2の故郷と言いつづけてはや○年以上。。。
そもそもなぜイギリスにいこうという気になったかといいますと、 とても不純で恥ずかしいのですが、おさない頃、 「キャンディ・キャンディ」にあこがれていたからです。
あのマンガは、アメリカが主な舞台なんですけど、主人公が通う 学校だけは、聖ポール学院といって、イギリスはロンドンにある 設定だったのです。 その中で、夏休みに、スコットランドにサマースクールに出かける ストーリーがあって、その景色にひどく惹かれてしまったというわけ なのです。
で、実際に私も短い間ですが、ロンドンに留学したわけです(笑)。
学校にも留学相談コーナーがあったのですが、 そこにおいてある資料を見ると、どうも、組織に頼ると高い! そんな感じで顔をしかめていたら、相談員のお姉さんが、 「じゃー自分で手続きを全部やってみたら?そうしたら3万円は 違うわよ」と言ってくれたのです。 確かに当時の私に3万円は大きい!
そこで、自分でやってみることにしました。
まず留学を受け付けているイギリスの語学学校案内を書店で 買って、いくつかめぼしをつけました。 そしてその学校あてに、資料の請求をしたのです。 生まれて初めての「エアメール」というやつです。 キンチョーしました。。。。
そして、続々と届く入学案内のエアメール。。。 ナントナク、外国人になったような、バイリンガルになったような、 国際人になったような、そんな素敵な感覚、パラドックスな感覚(?) に陥ってました。 うきうき・・・♪
バースとか、ブライトンとか、いろいろな場所を見たのですが、 結局ロンドンの学校に落ち着きました。
それから、入学申込書にすべて記入して、同封されていた 実力テスト問題に回答して、また送り返しました。 その実力テストは、受験勉強をしっかりやっていた人ならば、 満点をとれてしまうような問題でしたね。 実際私も90点以上を取ってしまいました。 これがのちに大変な苦労を背負う原因になってしまうのですが・・・。
そして、航空券は格安チケット会社の情報を英会話の先生が 教えてくれて、門前仲町の会社で買いました。 いまから思えば、HISのほうが安かったかもしれませんね。
でも、そこの会社の男の人がとても親切で、自分も一人で イギリスに渡ったことがあるからと、手続きの仕方をいろいろ 教えてくれました。 パスポートの取り方とか、出国・入国審査の手順とか、 外貨購入のコツとか、とにかく細かく教えてくれました。 こーゆー人に出会うようにするのはいい作戦です。
さて、それで入学許可がめでたくおりて、入学金、ホストファミリー への家賃その他などなどを送金。 ・・・と、ここまでは順調だったのですが、いざ出発する1週間ほど 前に、学校側に入金の確認をすると「支払われてない」という 返事がくるではないですか! いまから思えば、あれは、人生で初めての国際電話だったと いうのに。 そーだ。国際電話をかけられるようにするために、全く無縁だった 国際電話サービスに加入したんだった。 そこまでしたのに(?)、外国人様からのお返事が 「金が支払われてない」だぁ?!
そんなことがメチャクチャ気になる神経質な私なので、 その後、出発までの数日間をどうやって過ごしたか、 さっぱり覚えていません(笑)。 成田空港には母が着いてきて、なぜか出国手続きの難関を いくつか通り抜け出来てしまい、あわや最終段階のところ (そこを超えればもう免税店が連なっているところ)で 引き止められた(笑)、というのは覚えていますが。 (いえ、けっして不法出国しようとしたわけではないのです。 母も成田などというところにくるのは初めてだったので、 どこまでが見送りの限界地点なのか、知らなかったのです。 それにしても、最終地点までこれてしまったところがスゴイ(汗))
そんなこんなで日本を出国。ふぅ。 まぁハチャメチャな出だしでしたが、考えてみたら、 留学を思い立ち、行動を開始した時点で、すでにこの出国日の 1ヵ月半くらい前でした。 その間に、入学手続き、パスポート取得、航空券購入、外貨購入、 国際電話に挑戦・・・・、と、よくいろいろやれたと思います。 すごいわー、自分。
さて。 気になるお値段ですが、果たして、業者に頼るより、個人で 手続きしたほうが安かったかどうか。 ハイ。安かったです。 5万円ばかし。。。(当時集めた業者パンフと比べた場合) なぜかといいますと、業者の場合、手数料を2〜3万円は 取られてしまうのですね。 さらに格安航空券その他もろもろで、計算すると、5万円くらいは 安かったです。ラッキー♪
でも、イギリスの場合アメリカと違って、ホストファミリーは 無料のボランティアではないので、一週間に80〜100ポンド くらいは払わなければいけません。 これはけっこう出費です。 しかもお昼ご飯は別料金だし・・・・・ 結局、格安旅行の印象は残りませんでしたー・・・しくしく。
とはいえ、結論としては、ビンボー人がイギリス留学するためには、 やはり、業者に頼らず、自分で手続きしたほうが格安だし、 航空券もなるべく安いところを探したほうがよりお得よ。ってコト。 向こうで知り合った友達は、アジア系の某航空会社を使って 8万円(私が格安で21万円だったので、当時、これは破格!) だったそうですが、乗り換えも多いし、出発・到着時間は 変な時間帯だし、ヘタすると、一晩違う国で寝泊りして翌朝出発、 ということもあるので、私はこの作戦だけはイヤ。 なるべく信用できる航空会社で探しましょう。 そんな希望は旅行会社にどんどん問いただしちゃったほうが いいです。 親切な人ならガンバッテくれます。
また、さらに安く上げるなら、ロンドンではなく、地方都市の学校を 選べば60%はお得です(タブン)。
ナンカ話が海外留学ガイドみたいな方向にそれちゃいましたが、 最後に、もひとつ気になるあの話を。。。 そんなこんなで何とかイギリスに到着した私は、 真っ先に学校にいって(あ、その前にホストファミリー宅にも 行ったわ)、真っ先に入学金etcのことを問い詰めました。 なんと・・・・・・!!! 支払われてました。ちゃっかり。 なんなのよー。それならそうと早く知らせてよー。 なーーーんてノンキなのーーー???イギリス人って。
つづく。。。。。
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