ハムスターのお話

今日、いきなりハムスターに興味が沸いて、 ヤフーで画像の検索をしてしまいました。
実は子供のころ、飼ってたんですよ、ハムスター。 小学3〜4年生のころだったと思います。 うちの近所の商店街のハズレに、ペットショップというか、 ペット屋さんといったほうがよさそうな、 おじさんが一人で経営している、場末な感じ(笑)のお店が ありまして、 そこで700円と900円で売られていました。 この値段の違いは、オスとメスとの差だったように思います。 どっちが高いかは忘れてしまいましたが。
その当時は、ゴールデンハムスターが主流で、 飼いかたの本などを買っても、ゴールデンハムスターばかりが 載っていました。
なので当然、私もゴールデンハムスターを飼ったわけです。 でも、すでに相当大きく、つまりは大人でした(笑)。
結局、数ヶ月で死んでしまったんですが、夜に危篤状態のように なってしまったので、朝まで寝ずに看病して、 結局死んでしまうまでの間、ワンワン大泣きしてしまいました。
あれは、あの日は学校に登校できたのかなー?私???
それから死んでは飼い、死んでは飼い、 トータル3匹のハムスターを飼いました。 どれも寿命が短くて、よく父が「早く死なないと、ペット屋のほうでも 商売にならないからな」などと言っていました。
ハムスターを飼うコツはよくわかりませんが、あの当時は子供 だったので、とにかく動物が好きで、かまれてもへっちゃらでした。 ちっこい子供のクセに、かむんですよ、あの子らは。 怖いもの知らずです。 そこでまた父が 「これにあきらめず手のひらに乗せて、かまなくなったときに 本当の主従関係ができる。 そのときこそ本当にハムスターに認められたことになるのだ」 などと、なんとなくスポ根もののような、星一徹のような、 むちゃくちゃなことを言っていたのを思い出します。
とにもかくにも、かまれなくなれば、飼うのも楽しくなるのです。 壁の端から端まで走らせると、猛スピードで走るのです。 部屋の角っこがお気に入りのようで、まんまるになって ふわふわ眠るのです。 鼻先やひげをピクピクさせながら、顔を上げて左右きょろきょろ するのです。
ハムスターを飼わなくなって数年。 そんなしぐさがまた見たくなって、今日、思わず検索してしまった のです。
最近、テレビや雑誌で見るハムスターって、 ゴールデンハムスターは少ないんですね。 ジャンガリアンとかいう種が人気なんですね。 シルバーグレーの、ちょっとシックな色合い(笑)のやつです。 実は私も、可愛いな、と思ってるんです、あれ。 イイナー、アレ。飼イタイナー。
そんなことを思って、ついつい譲ってくれそうな情報も検索して しまいました(笑)。 そうしたら、そういうサイト、次々に閉鎖されてるみたいです。 ハッと我に返ってしまいました。 どんな動物も、「いのち」ですから・・・・・・ いのちを簡単に取引することが、生まなくてもいい事件を 生んでいる。 そう思ったら、のんきな考えはやめよう、と思ったのでした。
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